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成長の財宝

去年から一緒に仕事をしている若きパートナー。
たった一つだけ何度も言い続け、時には怒り、やり続けさせたことがある。

それは、『気付き日報』。

よくある日報は業務を管理するもの。自社では成長を管理するもの。

何をしたかなどホウレンソウと情報共有が徹底されていれば、どうでもいいこと。それ以上に、日々の生活の中で何に気付き、何に共鳴し、何に落胆し、何を学んだのか。それをもっとも重要視している。

その蓄積・分析・行動化が成長の『種』になる。



-2008年12月25日 : 毎日積み重ねてきた様々な100を超える気付き。社内管理ツールに毎日アップされた日報から気付きの本質を一つ一つ丁寧に抜き出す作業に取り掛かる。1年の総まとめの整理といったところ。

-2008年12月30日 : その重要要素を月毎にまとめグルーピングする。これを気付き分類x時系列でまとめると、成長の内容や過程が一目でわかる。

時系列で同じ項目(=気付き・学び)がずっと残っているものは、いまだ身についていないこと。少なくなってきたり、増えているものは気付きから体得したか、新しく学んだこと。

-2008年12月31日 : 月毎にグルーピングしたものをさらに大グルーピング化し分析。新しい年を迎えるにあたり、次年度は何にもっとも注力して行動化してゆくか、優先順位をつける。


この時点で、1年間何を学び、そして次の1年に何を反映させるのかが一発でわかる。A3用紙に何枚にもわたり、データを切ったり張ったり矢印を入れて悩んだ痕跡が残る。



実は、このプロセスそのものが非常に重要なのだ。気付いたこと全部を直したり行動化することは難しい。しかし、1年を時系列で振り返り、学びや気づきのポイントを整理するだけで自分の成長、もしくは自分の本質的行動パターンが見える。

つまり、この「自己の行動の見える化」による“自己理解”が成長には欠かせない。そして、次に気付きの“投影行動化”が成長への具体的第一歩である。


ここまでアウトプットを出すまで相当の時間を有したと想像するが、やりきった部下。全てを謙虚に受け入れ、成長に貪欲な姿勢。本当に本当に誇りに思う。

これから共に働くだろう仲間ともこの姿勢を大切にしていきたいものである。
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プロフィール

TAK MARUYAMA

Author:TAK MARUYAMA
株式会社エバーブルー 代表取締役
日本焚火効果研究所 所長 / 焚火研究家

★明治大学大学院 経営学博士(Ph.D. )
★明治大学大学院 経営学修士(MBA) 

【ニューズウィーク日本語Web版 に掲載】
★クリック→「チャレンジング・イノベーター」

***

国内ベンチャーの人材派遣会社設立経験を経て、外資系IT企業の人材アウトソーシング事業の立ち上げと運営に従事。その後、組織変革を軸とした外資系人事戦略コンサルティング会社の組織改革コンサルタントを経て独立。

世界49カ国放浪や国内・外資系企業の現場で培った「ヒト」と「ソシキ」に関する本質的で敏感な人間力を活かし、アウトドアを使って経営陣と社員の体験型抜本的意識改革を行う。また成長型人事制度構築など人的資源管理のコンサルティングの両刀使いが特徴、「ハート:意識」と「ハード:仕組み」の両面から組織変革戦略を描き実施するユニークな事業を展開する。書籍「組織の起動スイッチ!」をはじめ、雑誌・新聞メディア露出多数。

日本焚火効果研究所を設立して代表理事に就任、焚火効果研究の第一人者。

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