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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
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マラソンと思いやり
ここ数年日本をにぎわしている冬の風物詩、マラソン。


老若男女関わりなく何のギアもいらずに出来るスポーツとして盛り上がっている。しかも健康にいいという最高のオマケ付き。詳しくは知らないが、東京マラソンは今年は4倍の抽選率だとか。

時を同じくして、マラソンはトレイルランニングという山岳版マラソンにも飛び火している。日本各地でトレラン大会が開催され、その数は増え続けている。


過去に例を見ないほどの健康ブームと昨今の不景気の相乗効果なのか、トレンドを加速させているのは事実だろう。しかし、そこには様々な軋轢が発生していることもまた事実だ。




先日、久しぶりに仕事帰りに皇居を走った。夏も過ぎてランニングには気持のよい季節になってきたが、走り始めてすぐに非常に気分を害されることになる。

もう一人の仲間と会話をしながらアップジョグをしていると、いきなり「ランナーでーす!!」とでかい声を出しながら10-15名の集団ランナーがわきを駆け抜けていった。遅いランナーを蹴散らすように。中には、ブルトーザーの如く先頭を走る人間が手を広げながら自分たちが走る空間を強引に作りながら進んでいる。

「ランナーです!」 なんじゃそれは(怒)。いったい何様のつもりなのだろうか。

競争でもなくランナー専用のトラックでもない場で、皆が通行人や自転車の人にさえ中を払って走っているにも関わらず、その集団は我が物顔でかき分けながら走る。アスリートとしてペースを乱しなくない気持ちは分かるが、「追い越させてください」くらいの他のランナーへの気遣いが必要なのではないだろうか。



まさに同じことが都会だけでなく山でも起きている。

根っからの登山者やハイカーはゆっくり景色を楽しみながら山を歩きたいのに、登山道やトレイル(小路)を猛スピードで走る人と出くわす。不正地であるだけに、ぶつかったり転んだりヒヤッとするアクシデントも少なくない。



自然に敬意を払い、自然を楽しむ人と共存するための他人への気遣い。

それはスポーツだけでなく社会全体にも言えること。気を遣いすぎると疲れてしまうけど、ほんのちょっとの想いやりがあるだけで心が温まるもの。個を大切にするがあまりに人間関係がドライになってきていると感じざるを得ない最近の日本。


それでも、限られた日々の生活の中ではそんな温かさを意識して生活したいものである。

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勝敗因はプロセスに
どこにでも勝負が存在する自由社会。

勝負があるからこそ、様々な改善・工夫・イノベーション・進歩・革命が起こる。

それは何もビジネスの世界やプロのスポーツ界だけではない。過去の記録を塗り替え、常に新しい記録がその瞬間・時代を彩り、そしてその記録もまた時間経過とともに塗り替えられる。

この栄枯盛衰ドラマの陰には、必ず「弛まない努力」という辛く地味で単純な作業が存在する。


今回はそれをイヤというほど味わったのだ。




アドベンチャーレース・エクストリームシリーズ最終戦 奥大井大会。 川根茶で有名な美しい茶畑が広がる静岡の山麓に、ドMなレーサー達66チーム約200人が集結。

2009年は15位→12位と順位を上げてきた我チームは、10位以内に食い込むべく鼻息を荒くして到着。前大会は10位までずっと順位を維持していたが最後の最後で2チームに抜かれて屈辱を味わっただけに、10位という壁は絶対に超えたい目標。


意気揚々とハイテンションのまま10時きっかりにスタート。しかし、この段階ですでに勝敗は決まっていたことに全く気付かずにいたのだ…。

アドベンチャーレースは1チーム3名全員でマウンテンバイクやランやカヌーなど指示された乗り物を駆使して野・山・川を駆け回るレースだけに、3名の息が合わないとならない。いわずもがな、競技種目に得手不得手があってもトレーニングは自分のため、そしてチームメイトのために積まないとならない。

そんなことはレースを始めたころから分かっていたことだ。しかし、今回はチームメイトを分かっていなかったのだ。


何戦も同じメンバーで戦ってきてそれぞれの強みや弱みを分析していたにもかかわらず、トレーニングを積んでいないメンバーに気がつくことができなかったのだ。

本番でふたを開けると、8月は30分のランニングを2回やっただけのメンバー。MTBの上りが弱く、いつも足を引っ張っていることをずっと前から認識し、トレーニングメニューも組んでいたにもかかわらず、だ。

そんな状態であることを知らず、10位以内に入ろうなんざ、そもそもありえない傲慢な目標設定だったのだ。



★ チームチャレンジ : 300mラン+現物しりとり
⇒ 実力とは無関係なゲームで当初2位だったはずが、様々なミスが重なり42位でスタート。完全に出遅れる。

★CP1~4 : MTB
⇒ とにかく長距離の上りが続く。メンバーの上りの弱点がすぐに露呈、牽引ロープが車輪に絡まるなどのアクシデントでズルズルダラダラ順位を落とす。焦りと怒り心頭でチームはすでにバラっバラ。

★CP5~6 : MTB (続き)
⇒ ラッキースタートしたチームが落ちこぼれるのを尻目に、とにかく休みなく前を急ぐ。そんなに抜かした感はなかったが、知らぬ間に26位に浮上。

★CP7~9 : トレイルランニング
⇒ 上りは普通だが下りは強いため、とにかく走る。しかし距離は5km前後と短くいため、抜こうにもなかなか抜けず強みを生かせない。24位で通過。

★CP9~11 : MTB
⇒ 地図にない道が目の前に広がる。多くのチームが地図とにらめっこ。けもの道以下の石と雑草だらけの通常MTBで走らないルートをかっ飛ばす。奇跡か幻か、なんと11位まで浮上。

★CP11~12 : カナディアン・カヌー
⇒ 11位と分かり一気にハイテンションに。水ものは得意種目でもあるため難なくクリア。ほかチームは漕いでも進まなかったり、沈(ひっくり返り)しているのを横目に9位で通過。

★CP12~13 : トレイルランニング
⇒ 非常にわかりずらいルートで多くのチームが山中でロスト(迷う)。マップを1枚しか持っていなかったことが仇となり、なかなかCPが見つからず。24位まで滑落。

★CP14~ゴール : MTB
⇒ ルートショートカット成功と他チームの体調不良やコミュニケーションミスで自然と順位がアップ。最後の最後で天から与えられた幸運で66チーム中18位でゴール。


運の要素が強いチームチャレンジによる下位スタートはしょうがないにしても、すぐにメッキがはがれたMTBの上り。実はこのレースは始まる以前からプロセスの段階で負けていたのだ。誰かがトレーニングで手を抜いていても、それはチームの弱さ。

強みの発揮や他チームの脱落等による外部要因的幸運が重なり、20位以内という最低限の目標ラインはクリアしたのものの、全く充実感や達成感からはかけ離れた失意のうちに散ったレース。



負けるべくして負けた自業自得の今回の教訓を、10月にある2日間ノンストップの今年最後のレースの舞台で活かすことができるかどうか。

リベンジである。
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