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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
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Surprise!今年もやられた…
11月は少しスローで落ち着けるかも・・・などという楽観的予想はいとも簡単に裏切られた。


次々と埋まってゆくスケジュール。体力と気力だけはフルスロットルなだけに、無意識のうちに社内業務に顧客にレースに没頭しがちな性格は日付や曜日間隔を完全に麻痺させてゆく。

11月前半はほとんど東京にいることなく飛び回り、出張先でも体系・体力維持のために10-15kmほど走ることが普通になってきている。また久しぶりの週末といえばアドベンチャーレースのトレーニングで仲間と山に入り、縦横無尽に駆け回る。


ある意味ONとOFFの境目はとてもアバウトだけど非常に充実していて、「忙楽しい」という状態。幸せなことだ。




その週末も複数チームでの合宿と非公式なレースが予定されていた。

今年のレースで幾度となく顔を合せ徐々に交流を深め、極めつけは10月に行われた日本最も過酷なレース:6競技・総走破距離120km・36時間耐久というド変態な大会で一気に仲良くなったチームとの初合宿。

とはいえ自チーム全員が仲いいわけではなく、そのほとんどが初対面という状態。どのチームメンバーにもドキドキとワクワクが入り混じっているのが表情から窺える。学生ならそういう交流も多いだろうが、多くのメンバーが30歳を超えているため会社外で全く知らない人たちと宿と食をともにするのは不安や抵抗感があって当然だろう。

実際ふたを開けてみると、そんな企画側の心配は杞憂に終わる。それどころか、食事後の焚火タイムにとんでもないことが起こったのだ。


パチパチとはじける焚き木、優しくふんわりと包み込むオレンジ色の暖かい炎。あたりは真っ暗な静寂が支配する世界。突然その闇の中からまばゆい光が現われたと思ったら、全員の合唱。


☆ HAPPY BIRTHDAY!!☆

一瞬何が起こったか分からずにあっけに取られる -少し早い僕の誕生日のお祝いだった!!




自分の誕生日を忘れるほど様々なことに没頭していたマヌケな自分。それでも仲間は覚えていてくれて、別のレース仲間を巻き込んで仕組まれたサプライズパーティ。


ミッキーマウスのかわいい手作りパンケーキとハーゲンダッツイチゴ味、そしてイチゴポッキー。

(ミッキーは同じ誕生日、そしてどれもこれも僕の大好物じゃないか!!)


皆とグルになって打ち合わせを重ねてきてくれたこと。何もない山の中の合宿所で、わざわざ僕から隠れるようにして準備してくれていたこと。焚火の前という最高の環境で完全なるサプライズを成功させてくれたこと。

こんなにうれしいことはない。


そして、温かい気持ちでいっぱいになった胸中のまま布団にもぐると、ふと過去にしてもらったサプライズパーティの数々を思い出す。経営陣合宿なのにこっそり準備して驚かせてくれた女性社長。遠く離れた自宅からわざわざ僕の地元までケーキを買って突然現れた部下…などなど。


本当に最高に素敵な仲間に恵まれていること、そしてそんな彼らと一緒に時を過ごせることに心から感謝したい。いつもいつも想っているけど、本当に仲間って財産であることをあらためて実感し、そしてもっともっと仲間を大切に真剣に情熱的に接していきたいと心に誓う37歳のスタート。


本当に、いつもありがとう。


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お金がたまる=部屋がきれい?
若手が相談に載って欲しいと言ってきた。

「20万円の自転車(MTB)が欲しいのですが、どうしたらいいと思いますか?」

普通の人にはたかがチャリンコという人力移動手段に20万円という大金をかけること自体、意味不明な事実だろう。しかもそれを20代前半の子が言うのだ。


僕がアドベンチャーレースを始めようと思ったころは、20万円という金額は自転車にかけることを考えると、途方もない額に思えたものだ。しかし実際にレースに出てMTBの性能や重量を考えると、まぁそこそこのマシンが買えるな…くらいの感覚にシフトする。

自転車単体としての相対比較を始めたらそれこそキリがない。ロード用のフルカーボン車など100万円を超えるものもある。額を転換するなら、軽自動車を買ってもおつりがくるというものだ。

自転車にその額をかけるか否かは本人の勝手だし趣味ゆえに、それをとやかく言う気は毛頭ない。



その若手が相談してきた問題は、目下「どうやって貯めるか」である。

実はどうやって貯めるか、など方法論は全く難しくないのが現実だ -その方程式はシンプルだから。①収入を増やすか ②支出を減らすか。絶対的にこれしかない。


とはいえ、正当法ではそう簡単には収入は増えない。そんな簡単には給料は増えないし、ましてや欲しいものがあるから増える、なんてことはない。あるとすると、ギャンブルや株で手持ちの金を育てるか、親などに貰うか盗むか奪うかくらいなものだ。しかしこれらはそれなりのリスクを背負う。

ではどうするか。

支出を減らすしか具体的な策はないといえる。その若手には、部下たちに必要があれば配っている「絶対に○○を手に入れる自分プロジェクト」と書かれた用紙を渡してあげた。なんてことはない、ただの「個人用PL」である。

単純な引き算で構成されるそのシートは、手取りで入ってくるお金から、固定費と変動費を差し引くだけのシンプルなもの。固定費はどうにもならないので、変動費をどういじるかである。

もちろん固定費の中に定期貯金を組み込み、その上で変動費をターゲット予算内に落とし込んで消費していく。その月の帳尻がプラスなら繰り越し、マイナスなら赤字として翌月の総収入に加減する。その結果が赤字にならないようにトントン以上を維持してゆく。

ゆえに難しい話でも何でもない。



しかし多くの人は肩を落として「節約か…」とつぶやく。何かを手に入れようと思うなら、もともとの大富豪ではない限り何かを我慢しないと=節約しないと手に入れらない。ましてや収入額が決まっている中から使うのだから当然の話であり、節約という努力なくして手に入れようと思う方が図々しいというものだ。


ふとある本に書いてあったフレーズが頭をよぎる -「掃除ができる人はお金がたまる人」。


掃除するとお金がたまるわけではない。掃除という「物事をあるべきようにちゃんと管理する」ということができる人は、お金の管理もできるという真意をついた言葉だろう。それはお金だけでなく、仕事やそれ以外でも同じようなことが言えそうだ。


確かに部屋がとんでもなくグチャグチャな部下は、お金も体調もそして仕事もほとんどいい加減、ついでに頭の中までグチャグチャなヤツだったことも自分の記憶に新しい。つまり、本当に必要なのは支出をコントロールする意思 ⇒ 自分を律する力 だろうと僕は思う。


その若手は、はたしていつの日か20万円のMTBで共に大自然の中で戦う時が来るのだろうか。楽しみである。




仕事の価値・レースの価値
10月頭の120km(実際には90kmまでだったが)+72kmの連続レースが終了。

レースレースでいつの間にか夏は足元を通り過ぎ、ひっそりと秋が忍び寄ってきていることに、合宿という神聖な現場でふと気がつく。今まで燃えるような緑だった山々も少し黄色みを帯び、太陽が山に沈むと少し肌寒い風が抜ける。

半袖でいる自分だけが、季節に追い越されたような感覚…少しの戸惑いとともに。


今年のプライベート目標のビッグイベントを終えて達成感も筋肉痛も癒えた後半は、容赦なく続く合宿。でも憂鬱でも何でもなく、毎回そこに生まれるドラマやクライアントの突き抜けた笑顔を楽しみにしている。



すでにお付き合いをして4年目になるベンチャー企業の内定者たち。自社は研修屋ではないため、あまり受けないのだが、組織V字回復コンサルの過程で派生するプログラムが存在する。

その内定者たちは、社会人になる前に入社する企業への意欲を内定者全員が一致団結した状態で高め、かつその組織に素早く溶け込むプログラムを受ける。


よく懇親会と称し食事に行ったり事前に講習を受けさせたり何かイベント的なものをやらせるケースはあるが、どれもこれも「一過性」のものばかりで瞬間的な効果すら低いインチキなものが多い。

参加者の心を根本から揺らぎ、心の奥深い、いわば魂が触れ合うような経験を通じてチームの絆を紡いでゆく。そこにはドラマが存在し、情熱・涙・達成感・連帯感にあふれ、彼らのハートを結束させる強烈なインパクトが必要不可欠だ。

それは間違っても、上っ面な懇親会やチープな次年度採用計画手伝いなんかでは1000%なしえない。


そのベンチャー企業に就職を決めた精鋭7名は必死たる想いと経験を通じて同期の絆を深め、単なる仲良しでは終わらない、早くも戦友的な同士関係になりつつある。そして合宿で終わらず、戦略的に作り込まれたプログラムは現在でも稼働しており、継続的に絆は深耕されている。



一方、その翌週は経営理念は「理解」しているが、「腹に落ちていない」という状態の中堅人材企業。理念はあるし言葉は知っていても、それが社員全員、いや経営陣ですら“行動の軸”となっていない。

そんなものは理念とは言わない。

ましてや、理念すら共有していない経営チームほど社員にとって迷惑なことはない。それゆえ、理念を再構築し、幹部全員の魂を吹き込んで再生するという企業の根幹に触れる合宿に解を求めたのだ。


全員の目の前では焚火のオレンジ色の灯が揺れ、パチパチという音と川の流れる音だけの静寂の世界。深層心理的観点から役職的距離感を払拭し、本音をぶつけ合える心理環境下で一つ一つ想いを吐き出し、共有し、魂を練り込んで明文化してゆく。


そして長い長い長い討議の後、48歳の社長がポツリと言った。

「今までこんなに辛いプログラム(研修)は初めてだけど、今までの打ちの歴史の中で、ここまで理念に魂が入り、かつ幹部が一枚岩化したプログラムも初めてだ。ありがとう」 -と。



そんな瞬間、ほとんど寝ていないことも、休みがないことも全て報われる。この瞬間のために、自分達は仕事をしているといっても過言ではないのだ。



レースはゴールした充実感のために、仕事は企業トップ・経営陣たちの「ありがとう」のために。

それが自分達の意義であり、価値であることを再確認させてくれた慌ただしい初秋である。
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