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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
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何のために走るのか
雨の週末、早朝8時の新宿に4万人が集結するのは今年はこれが最初にして最後だろう。

そう、東京マラソン。

ここ数年のマラソンブームは目を見張るものがある。時代がエコだからか、不況だからなのか、マテリアルな世の中に人々が憂い始めたのか、理由は分からない。しかし、確実にランナーが増えているのは事実だ。


個人的には今はもっぱらアドベンチャーレースばかりでマラソン大会にはあまり出ない。極たまに仲間と合わせて申し込んで出たりはするが、あの大会この大会と転戦するほどは興味がない。

しかしアドベンチャーレースとはいえ基本はランとバイク。ゆえにトレーニングにランは欠かせない -それがロードだろうとトレイル(山道)だろうと。それに基本的に週1回仲間と10-15km皇居外周を走っている。


なぜだろう?

3万5千人のランナーのどこかに弟やレース仲間がいるためテレビをつけると、無意識に自分の中の『走る理由』を探し始めた。





理由というからには何か走るための目的、もしくは動機が存在するはず。その目的は十人十色、どんなことが動機でも走るという選択は同じ。

自分の場合は?

もちろんアドベンチャーレースでトップ10入りするためのトレーニングであることは言うまでもない。しかしそれだけでない何かがある -昨年誰もに変態だと笑われる71.5kmの24時間山岳耐久マラソンに参戦しているのだから。


走るのは楽しいが、その行程は楽しさだけではない。苦しいときもある。それでも走る-辛いのに。


その答えは意外にも単純なところにあった。

それはゴールした瞬間の自分の中の「納得感」。「達成感」とも言えるだろう。ここまでやれば大丈夫、という保証があるわけではない。少なくとも、ほんのちょっと努力すれば走れるというものではない…走るというよりイベント的に参加する人は別としてであるが。

練習という一歩一歩の積み上げの上に成りたつゴールという名の納得感・達成感。





早いとか遅いとかそんなことはどうでもいい。それぞれが完走や目標とする時間などを目指し、それに向かって努力をしてゆく。そして自分自身の手足だけで、それまでの努力と少しの運との引き換えの結果を手に入れる。

ゴール=達成したい -そう思う気持ちが人を走らせるのかもしれない。

その達成したいと願う自力本願に他ならない想いに支えられて。


努力と結果、言い換えればその結果を生み出す努力はプロセスとも言えるし原因ともいえる。

これはマラソンだけに当てはまるものでないのは言うまでもない。人生を豊かにするのは結果かもしれないが、その根本はプロセスにあり、そのプラスのプロセス=原因をどれだけ愚直に積み上げていけるか。それが重要なのだと、繰り広げられるマラソンのドラマを見ながら思う。

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入院ベッドの上で
誰もが最も縁遠くいたいところの一つ、病院。

ありがたいことに過去にもほとんど世話になったことはない。
あるとしても体調を崩し治癒スピードを上げるための正しい処方箋を得るために行く地元の主治医暗いなものだ。1年に1度あるかないかである。

日頃から身体を鍛え、節度ある食事を心がけ、心・頭・体をシャープに保つ努力をしてきているのでそんな病気とは無縁。

しかし今回だけは入院を余儀なくされた。


といっても全く大げさなものではない…病気ではなく歯の手術入院だ。どうやら親知らずが顎の骨に埋没しているだけでなく水平方向に成長しているらしく、矯正のためにも即刻の抜歯手術を宣告されたのだ。しかも立場上時間を効率的に使うため4本同時行うという異例の処置。

ヒデブなほどに腫れるため入院がおまけとして付いてきたのだった。





親知らずの抜歯は局部麻酔により痛みはないが、かなりガリゴリとリアルにやられるとよく聞く。しかも通常よりもかなりの難手術らしく(その割には簡素な手術室なのだが)、2時間を超えるらしい。

恐怖のプレッシャーはそれはそれは大きい。講演会で多くの参加者を前に壇上に立つほうがよっぽどいい。


実際に手術は2時間半を超え、その間往復ビンタを食らい、さらに口の中に爆竹を放り込まれたような後にも先にも体験したくない拷問だった。


しばらくは麻酔による感覚麻痺と痛みに悩まされたが、この入院は意外な時間を自分にもたらしたのだった。

その時間とは…自分と向き合う時間。





(入院してから手術の前まで時間があったため、外出禁止令をコッソリ無視してタクシーで最寄りの書店に駆け込み、ビジネス書やらを買い込んできたのだ。)


様々な病気で入院している方々と同じ部屋のベッドに身を沈め、本を読んだり自分を振り返ったりする。もちろんPC 全開で仕事もするが、ケジメをつけて自分自身の時間に充てる。


来週には出張から中途採用の説明会までかなりタイトなスケジュールが待っている。上質のOFFタイムは上質のONタイムの基盤であり、その逆もまた然り。忙しい日々の中でなかなかそういう時間は取りにくいだけに、いい機会だととらえて身体を休めながら考える。



手術を終え、退院までの数日。どれだけ自分と対話できるのだろうか。

21時という消灯時間を過ぎて手元のオレンジ色の電球が灯る小さな小さなベッド上で、ただひたすら自分の時を味わう。

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