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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
13年目の新生
梅雨が明け、獰猛な太陽が容赦なく身を焦がす。一歩間違えば、たやすく熱中症にかかりそうな勢い。

そんな中、M&A直後のベンチャー企業の組織結束プロジェクト 兼 13周年記念企画として担当。


実はこの企業は、僕が独立するキッカケを作ってくれた先輩社長の会社。

「広いオフィスに引っ越したばかりで、空いているデスクがあるから、落ち着くまで自由に使いなよ」

そう言ってくれたU社長。それから8年が経過し、組織も紆余曲折を経て成長路線に乗り、M&Aで企業を拡大するまでになった。そんなタイミングで、ポストMA組織強化の依頼を受けたのだ。





自社の合宿プログラムは、巷にあふれるようなイベント風を通じて『“表面的に”仲良くなる』程度の企画ではない。


深層心理学に裏付けされ、感情変化に合わせてプロジェクトが組まれ、かつ理念や目標の共有・共鳴という理論的なプロセスを経ることにより、人間関係の絆を根本から深耕する理論モデルに基づいている。

それは、1970年代のタックマンモデルを応用した「組織結束の6段階モデル」と称して2012年後半の学会でも発表する予定の、明治大学院の名物教授:野田稔氏の助言も受けて構築・証明された理論である。そこに自社のアイデンティティでもある焚火を用いたTAFメソッド(Talk Around Fire Method)がアドオンされ、日本で唯一の方法論となっている。


単なる焚火をたくだけでは全く無意味であり、正しい深層心理変化プロセスを経て初めて絶大な効果を発揮する方法論でもある。その効果は、社員数万人を抱える1部上場の大企業役員合宿でも大好評であることが証明している。





もともと受託開発事業からASP事業に転換し、成長路線を突き進むH社。第1日目のプログラムが終わり、焚火を囲見始めた時に、社長が言った言葉が胸に突き刺さった。


「世界をホッさせる会社を作りたくて独立したけど、うまくいかない時期があり、自分自身すらホッとすることができなかった。でも今は、こんなにも会社の一体化に積極的に協力してくれる仲間の姿を確認できて、やっとホッとする社内になってきた気がする。ありがとう!!」


暑い中、自社とM&Aで参加する新メンバー全員が、フルカスタマイズした特別プログラムに情熱を注ぎ、第1日目は幕を下ろした。今は、オレンジ色に辺りを照らす焚火のまわりで誰一人欠けることなく大騒ぎしている。


それを嬉しそうに、ウイスキーを片手に眺めるU社長。

「長かったけど、もっと社員がイキイキできる会社にしたいなぁ」そんな言葉が聞こえてきそうな表情。




とはいえ、まだ第1日目が終わっただけ。

明日は、組織の主軸である理念を全員が噛み砕き、共鳴・共感を促進することで、表面的ではない本物の絆を醸成する。このセッションが、感情と理性の最適バランスを生み、一過性では絶対に終わらない組織結束を創出するのだ。明日もまた重要な1日。


心から、U社長とその仲間を応援したい。
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