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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
新メニューと「料理脳」
料理は単に食べるために必要な行動なのか、趣味なのか? それとも?
高校生の時に料理に興味を持ち趣味になってから25年にもなる。その始まりは今でも鮮明に覚えている。


両親兄弟の帰省で1人暮らしを余儀なくされた中学生の夏休み、冷凍のクリームコロッケが食べたかった。どうしても食べたかった。しかし、油で揚げることは禁止されていた。

ゆえに、なぜか僕は「茹でた」。

冷凍コロッケの「衣」は水中でほどけ可憐に舞い、クリーム状の「中身」はゆらりゆらりと気持ちよさそうに漂っていた。

人生で初めて目にする光景にショックを受けしばらく茫然としたが、徐々にどうしても食いたい!という悔しさが僕を襲い、結果、中身だけをそっと取り出してバターで軽く炒めて食したのだった。


そんな凄まじい経験後の高校時代、好きなだけ食べたい衝動に駆られ、母親のミートソーススパゲティを再現したことが本格的に料理に興味を持ったキッカケだった。

週末の昼食は基本的には僕が家族の分を作り、感想と意見をもらう。たまたまスタートがスパゲティだっただけだがイタリア料理の本の購入をきっかけにイタ飯レパートリーも増え続け、いつしか料理が趣味になった。




そして学生時代はスキー場のペンションの長期居候として、食器洗いを始め、様々な料理だけでなく食を提供する者としての基本を学んだ。もちろんキッチン周りだけでなく掃除やベッドメイク、接客まで。家族の一員の様な関係だったこともあり、子供のようによく怒られたことを思い出す。

「家事」=仕事を完遂するということがどういうことかを身を持って知った貴重な経験であった。


そんなオーナーの口癖は『段取り8割と相手への想い』だった。


料理で言えば、テクニックや経験は重要だけれども、まずは段取りが重要であることを徹底的に教え込まれた。何を作るのか、それに必要な道具や食材の準備とプロセスとタイミング。それらを用意周到に頭の中で描きながら、複数の料理を同時に調理し、美しく盛り付ける。もちろん洗い物からキッチンツールの管理まで。

料理が終わると、シンクもおおかたキレイになっているオーナーの姿は今でも忘れられない。


仕事がある程度出来るようになって初めて、理解できることでもあり、この経験は自分の人生に大きなインパクトとなった。




先日のホームパーティで、ダッチオーブンを使い丸鶏一匹を100分以上煮込んで作る純粋ラーメンを新メニューをリリースした。


同時に複数の料理も進めるのだが慣れた料理なら並行して出来ても、新メニューは進捗や仕上がりが不安定。キッチンはドタバタ… 結果的には無事サーブできたが、まだまだ無駄な動きが多い。悲 「段取り8割」は簡単そうで難しい。。。


というわけで調べてみると、どうやら「料理脳」というものがあるらしい。

料理をする(メニュー考案・切る炒める等・盛り付ける)ことで、前頭前野が活発化するとか。それがどう諸々の能力としてつながってゆくのかはもう少し勉強が必要そうだが、少なくとも料理は脳味噌には効くのは確かなようだ。

ペンションのオーナーの口癖をビジネス風に少し強引に言いかえるのであれば、ロジカルシンキングとマルチタスク処理、そしてメンバーへの気遣い、とでも表現できようか。


料理男子が叫ばれて久しいが、ただメシを作れればいいってワケではない。料理は創作ありロジカルありでバランスが必要なのだろう。料理とは、自分の能力を高める趣味でも修行でもあるのだ。

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趣味と死の間
ショックな事件が起きた - アドベンチャーレースの知り合い二人が亡くなった。

東京湾内でのカヤックの練習中の事故だということ。

彼らは単なる素人ではない。二人とも史上最も過酷なスポーツ「アドベンチャーレース」の出場歴は長く、様々な大会で優勝や上位入賞している大ベテラン。ベテランゆえの油断か?


自然の怖さも良く分かっている方々だったのに…なぜ悪天候の中、艇を出したのかはわからない。

その日は強風波浪警報が出ていたが、出艇したという二人。想像するに、遮るものがない強風吹き荒れる海上で、おそらくどちらかが「沈(艇がひっくり返ること)」して片方がリカバリーしているうちに2艇とも沈…

フロートを使って艇を戻して乗り込み、ポンプで海水を抜き…相当大変な作業である…しかも強風の中。おそらくその困難の途中で低体温症になったのかもしれない…。




その仲間との出会いは、偶然にも地元の居酒屋だった。

僕は地元仲間と飲んでいて、その人は宮古島トライアスロンか何かの仲間と来ていた。そしてちょうどお互いがお互いアドベンチャーレースの話をしていることに気付いた仲間が、酔っぱらった勢いで話しかけたことがキッカケで知り合ったのだ。


マイナーで変態なスポーツゆえ、付き合いの世界は狭い。大会では何度も顔を合わせたり、ご近所ということでMTBを一緒に運搬したりしたこともあった。


しかも世界最難関の海外大会にも参戦しており、いちレーサーとして応援していた人でもあった。アドベンチャーレースという過酷な経験と感動を共有するため、単なる趣味仲間とは少し異なる感情も覚える…。





自然を相手にするスポーツは、自然をリスペクトすることと同義だとは言われる。

僕自身、悪天候の中のサーフィンで沖に流され、数時間後に2-3キロ離れた岸に死ぬ思いでたどり着いた経験があるだけに、身をもって感じている。もちろん趣味の一つであるスキーやスノーボードもそうだし、キャンプもトレイルランニングでも同じ。

そしてアドベンチャーレースなんてその最たるものだ。いや、スポーツだけでなく、登山でも旅行でも同じ。


キャリアとか慢心とか油断とか…その一線をふと越えてしまうところに事故が待ち受ける。今回は最悪ケースの痛ましい惨事…。



彼らのご冥福を祈りつつ、あらためて自然と自身との対話を考えてみたいと思う。
神戸RUNと雪の六甲
いよいよスタートした上場企業役員の焚火合宿2013。

先週は、当日明け方から降り始めた雪が積もり六甲山をタクシーが登れずスタック。たまたま近くで同じくスタックした車のチェーン取り付けを手伝ったお礼として、宿泊地までヒッチハイク出来た珍事から始まった。


役員第1班の合宿は、最低気温マイナス6度という世界にも関わらず大盛り上がりで大成功、翌日下山する時には晴天の向こう側に青く輝く瀬戸内海を望むことが出来た。アウトプットも天候も、素晴らしい着地となった清々しいスタート。

そして翌週、第2回目。合宿前日の気温は6度、晴れ。




ここのところ超多忙により、トライアスロンのトレーニング時間がなかなか取れない。
とはいえサボれば、身体も気持ちも緩む。今回は効率性や精神的安定性の高い美味しいとこ取りの「出張RUN」を選択。


現地到着時刻を少しだけ早めに新幹線のチケットを予約、ホテルにチェックインしてすぐに着替え。三宮駅でランニングスタイルな人は、どこを探しても誰もいない。みな旅行でオシャレしているか、働いているスーツ姿ばかり。とはいえジモティーではないので、人目も気にせずひたすら南下。


シューズは片足150gくらいの超軽量レース用をチョイスし、LSD(Long Slow Distance)でのんびり走る。橋を渡りながら目に飛び込んでくる瀬戸内海の夕日や港の夜景は本当に美しい。知らない街を走るのは、いつもわくわくする。


ポートアイランドに渡り、モノレールに沿ってさらに神戸空港まで走る往復20km弱のルート。消費カロリー770cal、夕食は専門店で明石焼き(たこ焼き)と温野菜。

こういう生活、嫌いじゃない。ストイックなのではなく、自分であるための単なる選択。




翌日の六甲山頂はまたしても雪… しかも降り積もっている。そんな中でも役員合宿第2弾も順調に推移。

充実した時間…。


今や大学院も完全に終わり、多忙さと闘いながら今年6月の大会参戦に向けてのトレーニングの日々。バイクも改造と調整が終わり、練習科目として加わった。


勉強も運動も、時間との戦いという点では同じ。いかに自分の時間を作るか、それに尽きる。地球上全ての人に平等の24時間という時間を、どれだけコントロールできるか -それが肝。

誰だって仕事から疲れて帰るだろう。アフターをどう過ごすかは意識の差でしかない。体力も知力も人それぞれだけど、一朝一夕にはままならなくても、結局は自分次第で生活は決まる。生活スタイルを変えるのも自分だし、スタイルによって変わる/変わらない人生を歩むのも自分自身なのだ。


どれだけ楽しみながら、時間をうまく使うか? 誰かが言っていた-『楽しむことは努力である』と。そう、楽しむためには、何かしらの努力が必要なのかもしれない。"オシャレは我慢”という女性向け格言?と類似する。



再来週、再び神戸で合宿第3発目が開催される。どんなルートで走るのか、もしくはサボるのか。

楽しみながら過ごしたいものだ。
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