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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
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長く心地よい、習慣
儚い秋と同じくらい早足で駆け抜けていった梅雨。

夏の準備ができていたのはきっと太陽だけで、残されたのはまだ梅雨明けに対応しきれていない僕たち自身だった。

今年度のトライアスロンは大会申込みタイミングを逸してしまった関係で来年度に持越しが決定。トレーニングは継続的に積むものの、その代替趣味として再度気合を入れ始めたのが波乗りである。昨年クリスマスや今年のGWにも乗ったが、本当に息の長い趣味…行かなかった年も数年あるが、かれこれ18年…ロングボードだけでも14年!


体が溶けてしまいそうな気温と共に慌ただしく迎えた7月の3連休、ほとんどその存在を知らない台風7号は太平洋岸にサーファーだけが喜ぶウネリを届けてくれた。



前夜。

面倒くさくて長いことズボラして使ってきたワックスをリムーバーで剥がすと、ソフトボール大なサイズ。これまで数年間分の垢のようにも見える。

綺麗に剥がし終わると、ハワイでノースにサウスに探しに探した想い出が甦る。カルフォルニアの板だが、ハワイを経由して日本に発送したコダワリのボードである。


その後30分かけて、3メートル近くあるボードにゆっくりじっくりと真新しいワックスをかけてゆく。懐かしい作業であり、海に入る前の儀式のようでもある。久しぶりにやるとそれだけで充実感を感じるのはなぜだろう - いつもは面倒なだけなのに。

明朝は5時起き。遊ぶ時だけは、早起きできる。



朝6時半の海は遠ざかってゆく台風からのウネリを求めて、すでに湘南の海は混雑。それでも水は滑らかにまとわりつくように気持ちよく、薄い雲の切れ間には碧く澄んでいる空。

水平線を見つめてただひたすら波を待っていると、割れない波の揺らぎはどこか心に落ち着きを与えてくれる。またテイクオフすれば海面をすべりながら風を感じる肌が心地いいし、音さえ消えただ波に乗ることだけに集中する瞬間。


それに波乗りの魅力はなにも海の中だけではない。

ウエットを着る時のソワソワ感や、台風の波に揉まれ自分のボードが直撃してヒビを入れた肋骨の今もなお残る小さな痛み。片付けた後のけだるい疲れに沁みわたる極甘のコーヒー。そしてガラム(タバコ)の香り。高速左車線をゆっくり走りながら車の窓を全開にして夏の空気を吸い込みながら、Jack Johnsonを流す風景…。ずっとずっと変わることのない習慣。


こうした波乗りに関連する全てのシーンが好きなのだ、きっと。それが十数年も続けてきた無意識な理由であり、再認識する続ける理由なのだ。
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数ミリの攻防
血液型の気質なのか、自分カスタマイズが好きだからかは分からないが、物持ちはいい方だ。
過剰に大切に使おうと意識しているわけではないが、少なくとも雑に扱うことが少ない。


しかし、先日ファスナーを閉め忘れたビジネスバッグから携帯を落としてしまった。それも1mほどの高さからアスファルトへ。しかも数日間のうちに2回も…ドジとしか言いようがない。まぁカバーしているからいいか…と思いきや、カバーがない丸裸のアングルに衝撃痕が。。


それからあまり時間はかからなかった - 携帯が勝手に再起動を繰り返したり、通話中にダウンしたりと暴走を始めたのは。



携帯にあまり価値を見出さないタイプの人間ゆえに、数万円も払うなんて本当に無駄な出費である。落としてしまったことを悔やみつつ、新古品の白ロム(←これがミソ)の携帯をゲット。

さあ、あとは通信機能である「SIMカード」を入れ替え、データ自動転送するだけで完了。

と思いきや… 問題発生!! - SIMカードのサイズが違うのだ!


新しい携帯は「マイクロSIMカード」という手元にあるものより一回り小さい企画サイズではないか!それは、常時混んでいるショップにわざわざ足を運び長時間待たされたあげく、値上がった手数料まで支払ってカードサイズ変更してもらうことを意味する… 超~ウンザリ。



23㎜x18㎜程度のSIMカードが15㎜x12㎜になっただけ、薄さも重さも機能さえも変わらないなら企画変更などしなければいいのに!しかもなぜ変更有料?!まったくユーザーアンフレンドリーだ、と憤りに鼻を膨らませつつ。


調べたところ、どうやらチップのサイズそのものはほぼ同じでプラスチックの部分のサイズのみが異なることが判明。つまり、チップを囲む“ガワ”を小さくすれば「マイクロ」企画サイズになるらしい。

 『大きなら 切ってしまえ シムカード』 (字足らず)


ということで自作マイクロ化を決断 -本体と接触するチップ位置と装着サイズを確実に手術できれば失敗リスクは少ない。ただそれだけで、ショップに出向き待たされる煩わしさがゼロになるなら、緻密で丁寧な細かい作業のほうがマシというものだ。

サイズとチップ位置を入念に確認した後、カット図面を描いてから数ミリという単位でカッターで切り取り、500番くらいの紙やすりでバリを取って滑らかに。10分程のオペの後、新しい携帯が動き始めた。

小さくガッツポーズ。


こんなことにプチ達成感を感じてしまったが、これもまた物持ちを良くする要因なのかもしれない。
静かな夜の熱い時間であった。
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