2014/01/10
人生は…RPG
READY&SET… あとは郵送のみである。振り返ると、恐ろしくノロいスピードで準備を始めたのは夏前だった。
そこでしたことは、TOEICの問題集をAMAZONでポチったことだけ。しかし、本は届くも、目の届かないところにしまいこみ一切開かず。
(この時点で、もう準備とはいわない)。
そのまま何もせず、9月に丸裸で試験を受けて無残に散るものの、英語試験免除が遠のく!とケツに火が付くと思いきや、つかない。ギリギリで出願に間に合う最後の受験機会に登録し、試験3週間前にようやく真剣に焦る…。
どんだけ非計画的なのだ…。まるで、高校生の一夜漬け状態。
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しかし、それだけではない。
11月に入ってようやく数名の同領域の教授達とアポを取り、研究方向性確認を始める。が…空振りが続く。博士課程という重箱の隅をつついて意義がある世界ゆえ、ドンピシャに方向性が合致などそうはないだろう。
そんなこんなで、ようやくタッグを組める教授と巡り会えたのが12月。そこから人生で2度目、しかし、修士出願よりさらにコムズカシイ詳細&本格バージョンの研究計画書を書く日々。
同時に、数多い願書を記入し、修士論文や要旨を印刷しまくり、証明写真を撮り、受験料を払い込み、八王子の山奥の母校まで卒業証明書やら成績証明書を取りに行く(ついでに日本一の学食を久しぶりに堪能)。
極めつけは、今週出願受付日程に入ってから、担当予定教授から計画書の最後のダメ出し。 まさに「ヒィーーーっ (><;)」な状態をなんとか乗り越え、最後ようやく担当教授の印をゲッツ。
これでようやく出願書類の送付準備が整ったが、書類一式で1㎏を超えた。なんだか長かった。
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妙な達成感すら感じる。 どこか、「やりきった感」。
おかしな話である。地獄はこれからなのに。出口があるかもわからないのに。
乱暴に言うと、僕が出た修士課程はぶっちゃけ、単に授業に顔出して、出すもん出して、2万字の感想文を書けば自動的に卒業できる。しかし、博士過程はそうはいかない。そもそも3年で終了できないことも十分あるし、たとえ教授でも満期退学という「通いましたが博士号はもらってません。それが何か?」状態も往々にしてあるほどに。
単なる出願にすぎない。審査に通ったわけでもないし、口頭試問が終わったわけでもない。
ドラクエで言えば、ソフトを買って勇者の名前を決め、命題を受け、さぁLv.1から出発ってところか。ホイミもラリホーも覚えていない。
冒険?は始まったばかり。またイチから積み上げるのみ。人生ってRPGだな。