2014/02/26
サクサクラ、キットカット
相当ヤキモキしたが無事受験票が届き、その週末に2次審査が行われた。2次審査は第1試験:英語 / 第2試験:口頭試問である。第1試験が終わった夜に、その通過者と合わせて英語試験免除者の第2試験時間割が発表される仕組み。
英語試験は、海外の英語文献の翻訳 丸1ページ分x2つである。専門用語満載のため、その領域に明るくないと即死である。まさに英語が難関であると言われる所以である。今回英語試験を通過した人はたった2割程度。恐ろしや恐ろしや(免除に逃げ切れてホントよかった…)。
口頭試問は朝一のトップバッター。5000字の想定問答をノウミソに叩きこんで、さぁ あとは出たとこ勝負!
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口頭試問の面接は教授3 VS 学生1 。主査である担当教授に真正面から、副査次第では横からの攻撃も受けるという仕組み。フルボッコにされるか否かは、運を天に任せるしかない…腹をくくる。
と思いきや。
入室すると、何やらみなさん和やかな空気で笑顔で談笑。修士論文と博士課程の研究計画書についての概要説明、がメインなお題。それ以外は、僕の研究領域に関する文言の質問 -副査の先生が知りたかった単語説明のみ。答えられないわけがない。
はい、シューリョー。
正味15分もかからずに、耳元をくすぐる心地いい春風のように、サラリと爽やかに問答集5000字の使命を終えたのだった。
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合格発表は翌週すぐ。
入試情報には、電話での合否問い合わせやWEB公開はしませんとのこと。普通の受験よろしく、知りたいなら学校の掲示板まで見に来やがれ! 要はそういうことである。 大学受験は受験校が家から遠かったため入学書類の郵送で合格を知った。よって合格者の張り出しなんて、高校受験以来である。
合格発表といえば、掲示板の前でワイワイガヤガヤ、あちこちで歓喜の涙・悔し涙のドラマが繰り広げられ、合格で胴上げ!!わっしょい!!(古い?) しかし、博士課程の入学定員はMAX8名。ゆえに、そんな光景はないだろうが、少なくとも張り出される緊張感は味わえそうだ。そこで、大学まで足を運び、いよいよ掲示板の前へ。
???経営学研究科の合格発表の紙が張り出されていない。あるのは法学研究科他のみ。張り出しが遅くなったのか、と思い事務室で聞いてみると・・・
「WEB発表ですが?」
女性から、メガネを上げずに上目遣い且つ声低めのトーンで、シンプル且つクールなご回答が。って、そんなこと案内に書いてなかったじゃん!!と鼻息を荒らげつつ。発表掲示板の前で携帯ピコピコしてiPhoneのちっこい画面で合否確認。番号発見…。
なんだか思いっきり肩すかし食らった、切ない感じの受験のフィナーレであった。
とまあれ、いろいろ小さなドラマがあった博士受験だったが、いよいよ4月からは41にして再び学割が使える身分である。
ここまで来れたのも、仲間や家族の応援の賜物。ありがとう。