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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
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未完成な心
3月中旬からやっと重い腰を上げた ―大学院卒業パーティのVTR制作である。
やはり自分たちの追憶は、当事者ではない後輩には作れない。

これまで多くのVの制作経験があることから担当を引き受けたのが1月。写真データを集めてもらい吟味し、ストーリーを考えながら物語を映像でつづってゆく。

こういう創造活動は得意な方ではある。が、とにかくその大変さゆえ、逃げて先延ばしにしていたのだがそうもいかなくなり…。

写真データは全部で1300枚を超える。ゼミやその他活動のデータバランスが良ければまだいいが、あまりにも偏りがある。ゼミ写真がないところが6つもあると思えば1つのゼミだけで600枚を超えるところも。


それでも時間を確保し、データを厳選し約150枚を使い、2年間の想い出を一つ一つ綴る気持ちで15分の映像を60時間かけて作り上げたのだった。



パーティ当日は、雨の予報がなんとか肌寒い曇りに留まり、桜はご機嫌にフルスロットルな様子。

1月の修士論文提出後も飲み会やら打ち上げパーティやら卒業旅行と、身近なメンバーとの交流は続いたが、その多くは卒業パーティという場で久しぶりの再会(さらに卒業時に初めて見る同期もいた!)。

昨年の卒業式とは異なり、1.4倍の100名を超える全参加者が集合した。


後輩にあたる9期生の卒業パーティの仕切りも非常によく、いいテンポで盛り上がりを見せた。時間と労力をかけて作成したVも、笑いとシンミリの演出に一役買うことができ、安堵する。


そしてVTRの使用箇所の打ち合わせにも関わっていたことから、ただVの制作者としてだけでなく、最後に卒業式のほんの一部ではあるが後輩たちと作り上げた充実感は、今後の記憶に、そしてVTRという記録に残り続けるだろう。




でも、卒業パーティという最後の花道に参加できなかった人がいる。


共に笑い、共に悩み、共に苦しみ、共に支え合った、大切な人の姿がそこにない空虚感。

共に迷い、共に泣き、共に慰め、共に歩んできた、かけがえのない仲間の姿がそこにない脱力感。



一人いないだけで、華やぐはずの卒業式が、こんなにもモノトーンに映るのはなぜだろう。

いくつものカメラに笑顔を向け仲間と肩を寄せ合っても、こんなにも寂しい気持ちになるのはなぜだろう。



そして、今更ながら気が付くのだ。

― この2年間は、一人ひとりの欠かすことができない仲間の存在で構成されて初めて完成に至る揺るぎない記憶なのだ、と。

最期がどれだけ感動的でもどれだけ楽しくても、仲間が揃わない状態はきっと僕の心の中では無意味なのだ。それほど、この2年間で過ごしてきた仲間の存在は絶大だったのだ。

優秀論文賞も成績優秀賞もありがたいが、理論の裏側にある仲間という感情論の前には灰色の虚像でしかないと感じるのも事実である。



それでも、最後の卒業証書授与式が終われば、全てが終わり、そして新しいステージが始まる。
今後会えなくなるわけじゃないけど、弛まず歩み続けるしかないのだ。


HEAD UP Myself。
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Comment
≪この記事へのコメント≫
丸山さん
私も痛感できた。
2013/03/27(水) 16:15:09 | URL | チン ズーイン #-[ 編集]
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