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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
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51.5㎞の先に見たもの
船を降りると、東京都は気温はさほど変わらないが、初夏の強い日差しに包まれる。
風も波もほとんどなく、港近くは海底まで光が届くほどに澄み切っている。


決戦の地、伊豆大島に上陸。


午後1時半のスタートまでの3時間のうちに、宿へ移動→バイク組み立て→準備→選手エントリー→セッティングを済ませなければならない。観光気分は翌日に後回しである。


トライアスロンと言えば、『ボディ・ナンバリング』。 腕に数字を書くアレである。

単にマジックでゼッケン番号を書くだけのコトなのだが、僕にとってはいよいよトライアスリートとしてデビューするのだという興奮が最高潮に達する。

もうこの時点で十分に充実感?すら感じてしまう。笑



年始に出場を決心してスポーツ自体を再開させた大学院の仲間 T氏。家族の理解や多忙な業務を調整しながら、完全運動不足の状態からキツイ3種目のトレーニングを積み上げてきた。

スイムからバイク、そして最後の10㎞のラン。ヘロヘロになりながら、ゴール手前200m程に姿を表す。応援に来てくれた大学院の仲間と共に、大声を張り上げ応援しながら並走する。

表情はサングラスで隠れて見えないが、声援に反応するその声はすでに涙ぐんでいる。


T氏が今年1月の「一緒にトライアスロンやります宣言」から5か月間。

当時は2㎞もまともに走れず、体脂肪30%という悲劇な体型。しかし、日々トレーニングを重ね、完走を目指して頑張ってきたきた努力と熱い想いが今、達成されようとしているのだから感極まって当然だ。


そして制限時間である4時間を40分も上回ってフィニッシュ -51.5㎞完走達成!



その瞬間、応援メンバーが駆け寄って健闘を称える。「あんたが主役」と書かれたタスキと白いレイを首にかけられたまま、倒れこんだ芝生の上で天を仰ぎ、肩で息をしている。

何を想い、何を感じていたのだろうか。


ただ一つ言えるのは、何か「大きな意味」をもたらしたことだろう。これまで踏み込んだことのない領域に挑戦し、自分を変えたのだ。地道な日々の努力した者のみ見ることができる、新しい世界…。


大会終了後、応援チームが仕込んだ最後のイベント、「シャンパンシャワー」が待っていた。これでもか!と全身アルコールを浴び、ずぶ濡れで祝福される。ちょっと臭いけど、こんなに気持ちいいなんて。

DSC02337b.jpg



これまで、アドベンチャーレースや山岳耐久マラソン72㎞などいくつものドエムなレースに出場してきたが、ここまで密にトレーニングに取り組んできたのは初めてであり、それは彼の存在があったからこそであることに気が付く。

誘ったのは自分だが、僕もまた彼によって突き動かされていたのだ、と気が付く。


僕のリザルトは、2時間53分55秒。

大会全体では真ん中くらいの平凡な成績だが、個人的に目標にしていた3時間(サブ3)を切ることができた。想定外部位の筋肉ダメージはあったが、それ以外は天候も良くアクシデントもなし。デビュー戦であることを考えれば幸運であり、及第点としたい。


それはそれで達成感はある。しかし、そんなことよりT氏が完走したことの方が、ずっと価値がある。

そして、仲間があの手この手を尽くして応援してくれたことの方がもっと嬉しい。


また、大学院中にランを再開させてから出場までのプロセス全てにおいて、支援し協力てくれた全ての人に心から感謝である。一人ではないのだ…ということを心底感じた大会である。


ありがとう。幸せだ。



また新たなる挑戦に向けて、歩き出そう。

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