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15回目のクリスマス

12月25日を迎える週の日曜日午前11時に必ず会う人がいる。

今年で15回… 小さなプレゼントを持って。


社会人2年目のその日から、僕が風邪で倒れた1回を除いて毎年の恒例イベントである - クリスマス・ミサ。
僕は無宗教だけど、クリスマスのミサは人生の1/3ほど参加していることになる。

長いが、そこには揺るがぬ時間と絆が流れていた。




キッカケはひょんなことからだった。

25歳の夏、当時勤めていた外資系旅行会社で教会の聖地旅行のコーディネーターを担当、20名を超える信者の方々のトルコとイスラエルの旅に同行した。

パウロの宣教ルートを辿るといっても、遺跡を回るにはそれなりの体力が必要だ。階段も多いし、全て道路がきれいに舗装されているわけでもない。あまりにも暑く乾燥したトルコのある観光地で、当時70歳のお婆ちゃんは体力を懸念して中に入らず遺跡の入り口で待っているという。

そこで僕は一団を現地ガイドに任せ、お婆ちゃんを涼しげな木陰があるカフェに誘い、二人で世間話をし、甘いトルコチャイをすすりながら絵葉書を買って手紙を書いた。


それを機に仲良くなり、毎年の再会が楽しみになった。

彼女に会いに、そして当時一緒に旅をお供した方々に挨拶をしに。時は公平に加齢を課すけれど、それは素敵な年の取り方であり、会えば笑顔にあふれ当時の想い出話に花が咲く。年末の心温まる時間だ。





来年の秋、まだ一度も行ったことがないというディズニーランドに行く約束をした。

どれだけ見て回れるかはその時の体調次第だろうけど、パレードを見てみたいと笑顔で言った。数年前、祖母を連れて行ったが、今でもまた行きたいと懐かしむ。彼女には、刺激的で華やかで夢のような世界に映るのだろうと想像すると、今からとても楽しみである。


今年も心から感謝とお祈りをし、暖かい手を握って、暖かい気持ちで胸を満たされて教会を後にした。


こんなに満たされる時間は、そうあるわけではない。幸せというものに触れた瞬間だった。


HAPPY HAPPY CHRISTMAS FOR EVERYONE WHO'VE BEEN STAYING WITH ME.
MAY YOUR HOLY NIGHT ON CHRISTMAS DAY, 25TH DEC BE GRACEFUL AND PEACEFUL!
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プロフィール

TAK MARUYAMA

Author:TAK MARUYAMA
株式会社エバーブルー 代表取締役
日本焚火効果研究所 所長 / 焚火研究家

★明治大学大学院 経営学博士(Ph.D. )
★明治大学大学院 経営学修士(MBA) 

【ニューズウィーク日本語Web版 に掲載】
★クリック→「チャレンジング・イノベーター」

***

国内ベンチャーの人材派遣会社設立経験を経て、外資系IT企業の人材アウトソーシング事業の立ち上げと運営に従事。その後、組織変革を軸とした外資系人事戦略コンサルティング会社の組織改革コンサルタントを経て独立。

世界49カ国放浪や国内・外資系企業の現場で培った「ヒト」と「ソシキ」に関する本質的で敏感な人間力を活かし、アウトドアを使って経営陣と社員の体験型抜本的意識改革を行う。また成長型人事制度構築など人的資源管理のコンサルティングの両刀使いが特徴、「ハート:意識」と「ハード:仕組み」の両面から組織変革戦略を描き実施するユニークな事業を展開する。書籍「組織の起動スイッチ!」をはじめ、雑誌・新聞メディア露出多数。

日本焚火効果研究所を設立して代表理事に就任、焚火効果研究の第一人者。

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