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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
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フローのおまじない
夏が静かに足元を通り過ぎ天が高くなるこの時期、今年は過去になく「学問の秋」であった。


いくら社会人大学院生とはいえ、さすがに博士課程2年目にして論文の一つも書いてないのはいただけない。比較的仕事も落ち着いていたこともあり、9月から10月いっぱいは論文三昧が続く。数十の海外文献を読み漁り、文章を考察し書いては消去しての延々とも思える時間を費やして、ようやく査読論文として掲載が決定。

続く11月は月の半分は焚火合宿で全国を飛び回り、師走は来年から関わる複数のチェンジマネジメントの大型コンサル案件と学会発表の準備で数百枚のパワーポイント資料作成と戦っている。

人前に立っているか、文章を書いているかの完全二極化した日々である。



一般的に、日本人は社会人になるとあまり勉強しなくなると言われている。

会社から指定された研修を受講するなどは多々あるだろうが、自己研鑽や自己啓発のために、自分の意思で自腹を切って資格や勉強をするのは以外とハードルが高いようだ。

まだスクールのような、その場所に行かなければならない環境なら良いが、疲れて仕事から帰ってきて、さらに机に向かうのは確かに強靭な意思が必要だろう。家族がいるとなると、その困難性はさらに上がる。いや、誘惑の多い一人暮らしも同様か。

その限界もとい意思の弱さを自認しているだけに、僕が29歳でビジネススクールに通いだした頃は、ファミレスが勉強の場(ゴメンナサイ)。そもそも一人暮らしの自宅には机という概念自体がなかったこともあり、当時のPCの活動限界である「2時間一発勝負」で夜な夜な通った。コッソリ電源を使って見つかり、怒られらことも頻発(本当にゴメンナサイ)。

本当に集中できるんだな、これが。



仲間は、よくそんな環境で勉強できるねという。
残念ながら、図書館のように静かな環境でないと…といった繊細な神経は持ち合わせていないため、ある意味ではどこでも集中できる。


僕は、集中は「意図」であるように思う。

最近、集中度合いを自分で客観視することが重要であると感じる。つまり、自分を心理状況をちゃんと認識できるか否か ー 何かに向かっていて、時々ふと「を?自分は集中できているな…」とか「まだノイズに気を取られてるな…」と客観的に認知すること、そしてその阻害要因の排除 ー が、チクセントミハイが述べるフロー状態へのシフト、もしくは維持だと考えるようになった。

見方を変えれば、それは、意図的にいかに早く自分をフロー状態にもっていくか、とも言える。フローの入り方は人それぞれだが、自分にしっくりくる入口を見つけてしまえば、それ以降は質のいい時間になる。

憶測になるが、イチローがバッターボックスに入ってバットを天に突き刺す仕草も、今年ブレイクの五郎丸のあのお祈りポーズも、自分が一点集中するフローのおまじないといえるだろう。

「意図してフロー状態に入る」、これが高品質な時間へのチケットかもしれない。

ま、言うほど簡単ではないのだが。
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