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焚火で組織を変える社長の日記

〜 代表取締役・焚火研究家・大学院生・父親・トライアスリート、そしてサーファーとして。
現実逃避的非日常空間

一人の人間として。パートナーの相方として。部下の上司として。組織の代表として。日本人として。いろいろな場所にいろいろな立場があり、時と場合に応じて巡るましく変わる。

時々、それをぜーんぶリセットしたくなることがある。

前向きな場合は、波乗り行くことで解消することができる。しかし、現実逃避的に一瞬でも忘却したい時もある。その名の通り現実から目を背ける手段でもあるため、あまりいいとはいえないかもしれない。ともあれ、酒を飲まない自分にとっては、瞬間対処療法的に必要な場合もある。

最近、逃避的リセットをする場所を見つけた。それはある水煙草専門のバーラウンジ。



煙が水の中を通過することによってニコチンが水に溶けて、まろやかな軽い煙に代わる。エジプトや中東にいた時、毎日のように吸っていた水煙草。懐かしくて探して行ってみたのがきっかけ。スタッフは気さくなブラジル人やアメリカ人で、とてもフレンドリーですぐに仲良くなる。

僕の中の「外人スイッチ」が入ると、一瞬にして無国籍になり、身振り手振りが大きくなり、英語も早口に、そして表情がさらに豊かになる(といわれる)。僕の素の部分が出るらしい。そうなったら、もう止まらない。


ラウンジ一帯に独特の香りが漂い、ロックやR&Bが流れ、様々な言語が飛び交い、笑顔とダンスが溢れる。ドリンクを片手にソファに深く座り水煙草を燻らせ、その場で知り合う外国人と会話を楽しむ。

純粋に一人の人間として、そのるつぼの中に存在するだけ。自分がなに人だろうと、どこで働いていようと、そんなことはどうでも良くなる。

そんな瞬間がとても心地いい。



ふと旅を思い出す。大空を飛びまわる鳥のように、自由気ままに放浪をしてきた時代。

自由に生きるために外資系企業を選び、自分の足で立つために働きながらもかなりの勉強をこなし、そして独立して会社を経営している。でも知らぬ間に、いろんなことに雁字搦めになって窮屈さを感じていたり。

もしかしたら、波乗りは歩むべき方向を地図で確認する作業、そして自分のアイデンティティを放棄する水煙草のラウンジは、何も考えずに翼を休ませる場なのかもしれない。
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